「介護地獄は防げる？」介護地獄、とても響きが悪いですね。でも誰しも親の介護は避けたいと言うのが本音だと思います。
それは年齢的なものだから仕方ないでしょとお考えですか？確かにそれはそうだと思いますがすこしでも先延ばししたり予防できたりしたら良いと思いませんか？そんな事ができるの？出来るんです！
親の健康状態の把握
一つ質問します。皆さんは親御さんの健康状態を把握していますか？「え？親の健康状態？腰が痛いとかひざが痛いとか言ってはいるけどまあまあ普通に元気だけど？」そうですか、では親御さんが定期的に健康診断などを受けているのかいないのかご存知ですか？「ん？さてどうだろう？受けてるのかな？」受けてるみたいよ、という方その結果はご覧になった事がありますか？行きつけの病院や主治医はわかりますか？病名は？症状は？親御さんの健康状態がわかっていないと後々大変な介護地獄が待っているかも知れないということです。
健康状態を把握することで対策を
介護地獄、いやな表現で本当に申し訳ないですがこれは経験した方でないとわかりませんよね。特に避けたいと思うのは「寝たきり」です。お元気でも認知症で「徘徊」なども大変ですが、寝たきりになると大変です。この「寝たきり」状態になるまでには当然「過程」があります。大きな事故や怪我、手術でもしない限りそこそこお元気だった方が翌日から寝たきりになることはないわけです。ということは徐々に悪くなる過程をしっかりケアしてあげられれば寝たきりを予防することとなり結果、介護地獄を回避する手が打てるわけです。それなのに「親の健康状態はよくわかりません」ということでは、後々ご自分の首を締めることになりかねませんよね。ではどうすれば良いのか？
食生活を確認する（見直す）
最近は認知症の研究もだいぶ進んでいるようです。何故認知症になるのか様々な角度からわかってきていることがあります。認知症とは？ネットで調べて厚労省のHPによると認知症は、「脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。」と書いてあります。着目したいのは「様々な原因により」の部分です。「様々な原因」とても曖昧で結局なにが原因かわかりませんよね。ですが最近の研究では脳に「アミロイドβ」という物質が溜まってその物質が脳に悪さをしているということがわかってきました。専門用語だとわかりずらいので簡単に言うと脳の働きを悪くしてしまう「毒」とでも言っておきましょう。ではその毒はどうやって溜まってしまうのでしょうか。一つの原因は食事からです。具体的には「小麦粉」です。毎朝パンを食べると言う習慣がある方はとても危険です。なぜ小麦粉が悪いのかこれも専門的な言葉では分かりづらいので簡単にいいますと「胃に穴を開けてしまう物質を含んでいるから」です。その穴からウイルスなど様々な「毒」が体を周り脳に到達するということです。毎朝パンを食べる習慣は避けたほうが良いでしょう。まったくやめるわけにはいかない場合は週何回など少しずつ減らしましょう。
親が健康診断を定期的に受けているのか確認する
まず親が健康診断を受けていいるのか？健康診断を受けていればその結果を確認しましょう。定期的に通われている病院はありますか？あればたまには一緒に行って下さい。そして主治医の先生のお話を聞いて下さい親から又聞きで聞く話と主治医が行っていることは違っている可能性もあります。親御さんが100％理解しているかどうかもわかりません。正確に親の健康状態を把握して下さい。親御さんの健康については親御さんの責任ではなくお子さんの責任だと思って頂いたほうが良いと思います。理由は後々ご自分の「介護という負担」に繋がるからです。
適度な運動を促す
そして一緒に散歩するなどして下さい。「歩いたほうがいいよ」と言ってもおそらく無駄です。「腰が痛い」「膝が痛い」と理由をつけて歩かないと思います。なので「一緒に散歩しよう」とか「一緒に買物に行こう」と誘ってあげてください。運動不足による弱体化は動かないことから徐々にはじまります。そして「寝たきり予備軍」になっていくのです。さらに運動は認知症予防にも大きな効果があります。自分の親を寝たきりにしたくないのであれば運動量を増やすしかありません。ご自分で行うことが難しい場合は、私達民間の者がお散歩やお買い物のお付き合いなどお手伝いすることも可能です是非ご検討下さい。
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この記事を書いた人
傾聴スペシャリストヒロキ（東京都在住 1965年生まれ）
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活き活きと生活して頂く為のお手伝いをします。
父の介護経験（認知症・糖尿病）から、独居で孤独な高齢者の存在を知りお役に立ちたいと思い高齢者様に対する傾聴サービスを始めました。役所に登録した高齢者様との傾聴ボランティア訪問員も行っています。お話しをお聞きする以外にも私に出来る事であれば対応させて頂きます。お気軽にご相談下さい。
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