高齢者の社会問題として「孤独死」という言葉はお聞きになったことがあると思います。
それに対して「孤立死」とはいったいどういうことでしょうか?孤独死や孤立死は今や社会問題となっています。
大切な方が悲しい最後とならないように対策を取りましょう。
孤独死と孤立死の違い
孤独死とは「家族との交流や地域での繋がりがあっても」老衰や突然の病気などにより、自宅で誰にも気づかれずに亡くなってしまう場合をいいいます。これに対し、
孤立死とは、「親族とも疎遠で地域での繋がりもなく社会から日常的に孤立している」老人が自宅で亡くなりそのまま誰にも気づかれない場合をいいます。孤独死も孤立死も痛ましい最期ですが、どちらも深刻な社会問題となっています。
特に孤立死は日本の未婚率の問題(結婚しない方の増加)の影響により増えていく傾向にあると言われています。
孤独死や孤立死の現状
高齢者人口の増加に伴って高齢者の一人暮らしも年々増加傾向にあります。それぞれの事情から家族や近隣住民との関係性が希薄になり、近隣住民とは挨拶程度のお付き合いで深くは関わっていないという高齢者の方々が増えているのです。
特にお一人暮らしの男性は女性の方よりも近所付き合いも無く挨拶程度という状況が多くなる傾向があります。
定年まで会社一筋で働いてきて会社という組織以外のお付き合いがほとんどなかったため地域との関わり方が少ない人が多いのです。男性はプライドが高い人も多く自分から心を開いて友達を作ろうとすることは難しいでしょう。そうした中で妻やご家族が先に亡くなり、一人残されたときに引きこもりがちになり、孤立してしまう状況になってしまうのです。
孤立死の予防・対策
大切な方が孤立死しないように予防・対策をしましょう。ご自身が自らコミニティに参加するのは難しいと思いますので、
見守りサービスなどを活用しましょう。いまは様々な見守りサービスがあります。電気・ガス業者と連携しているものや
セキュリティ会社が提供しているもの、電化製品やウエブカメラで見守るものなど様々です。
また私が行っている高齢者傾聴サービスやお電話による安否確認などもその一つです。
地域で行う訪問サービス
私は高齢者訪問サービスを役所に登録してボランティアでも行っていますが、私の所属している自治体の高齢者訪問ボランティアは100名ほどとなっています。数字だけ聞くと多いのか少ないのかわからないと思いますが私が驚いたのはその100名中、
女性が9割だということです。なぜ女性が圧倒的に多いのでしょうか?私が思う理由は一言で言うと男性は「コミュニケーションがうまくない」からだと思います。一般的にも女性の方がお話好きで積極的に他者と関わりたいと思っていると思いますが男性は意地やプライドもあったり他社とのコミュニケーションを避けているように感じます。
それともう一つ驚いたのは、役所の担当者から「100名のボランティアの平均年齢は60代後半から70代です」と教えてもらった事です。大変失礼ながらご自身もご高齢で、「高齢者が高齢者の話し相手になっている」ということです。
ご高齢になっても活躍の場があって社会貢献という意味では大変素晴らしいことではあると思いますが、
社会全体として高齢者をサポートする仕組みが必要なのではないかと思います。
まとめ
今後益々増えていくであろう孤独死や孤立死。大切な方が悲しい最後とならないよう対策を取りましょう。
またご自身の老後も考えた時に、地域のコミニティへの参加やご近所とのお付き合いなどはお考えになられたほうが
良いかもしれませんね。
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この記事を書いた人
傾聴スペシャリストヒロキ(東京都在住 1965年生まれ)
高齢で一人暮らしの親が心配だな~を解決します。
親御様に訪問又はお電話にて傾聴サービスを行います。
活き活きと生活して頂く為のお手伝いをします。
父の介護経験(認知症・糖尿病)から、独居で孤独な高齢者の存在を知りお役に立ちたいと思い高齢者様に対する傾聴サービスを始めました。役所に登録した高齢者様との傾聴ボランティア訪問員も行っています。お話しをお聞きする以外にも私に出来る事であれば対応させて頂きます。お気軽にご相談下さい。
資格:高齢者傾聴スペシャリスト
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