自宅で認知症介護のむずしさその解決方法5つの心得

認知症、介護と聞いただけで良いイメージは無いと思いますが、実際には社会問題となっているもはや避けて通れない身近な問題と言えます。ただでさえ介護はストレスがかかるものですが認知症を患っているとなるとそのストレスは更に増してきます。そのような時にどうすれば良いのでしょうか。

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認知症自宅介護での悩み

ご自宅で認知症を患っておられる親御様の介護をされている方は様々なお悩みを抱えていらっしゃると思います。私自身も経験しているのでよくわかります。それぞれのご家庭の状況によって違いはあるかもしれませんが、共通のお悩みも多いのではないでしょうか?では想定されるお悩みをご紹介します。

  1. 暴言・暴力
  2. 徘徊への対応
  3. 被害妄想
  4. 介護拒否

代表的なお悩みとして以上の4つを挙げました。ちなみに私の父の場合は2と3たまに1に悩まされました。

解決方法5つの心得とは

私自身の経験からも自宅で認知症介護をする場合何を意識すればよいのか簡潔に5つに纏めます。

  1. 自分を犠牲にし過ぎない
  2. 抱え込まない
  3. 他者と比較して落ち込まない
  4. 他者に頼る
  5. 幸せな部分も大切に

以上の5つです。

1,自分を犠牲にし過ぎないというのは必要以上に頑張り過ぎないということでまずは自分を
  大切にしましょうという事です。ショートステイ等の制度を利用して自分の時間や趣味、
  ストレス解消などは適度に行うようにして下さい。

2,抱え込まないというのは自分一人で抱え込まずに夫(または妻)に協力してもらえるところは
  協力してもらって下さい、ということです。親しい人に愚痴を聞いてもらうなども有効です。

3,他者と比較しないというのは「何故自分だけがこんなにつらい思いをしなければいけないのか?」と
  マイナス思考になってしまうからです。誰かと比較してもどうにもならないことなのでやめましょう。

4,認知症介護は大変な事です。なんでも一人でやろうとせずに時には誰かに頼って下さい。
  家族が難しくても公的機関や介護保険を使ってお願いできることは沢山あります。

5,介護疲れから疲弊してしまいなんだか自分は不幸のどん底にいるのではないかとすら思いがちです。
  でもその状態が一生続くわけではありません。平均して6〜7年と言われています。
  いづれは施設への入居なども検討されると良いでしょう。また家族や子供、孫などの存在やお友達との
  関係など少しでも楽しいこと、幸せなことも感じながら過ごして下さい。

認知症専門の介護施設

自宅介護には限界があると思っています。認知症の症状の悪化による暴言暴力、徘徊や寝たきりなど耐え難い症状が続く状態では介護する側の精神的ストレスは計り知れません。ご家族と相談の上施設に預け入れることも考える必要があると思います。介護施設には公的、民間の様々なタイプが有り認知症を患っている方を専門に受け入れて頂ける施設があります。公的ですと特別養護施設、民間ですと介護付き老人ホームやグループホームなどです。

まとめ

認知症を患った親御様の自宅介護は大変な重労働となりストレスも大きなものです。ご自分一人で抱え込まずたまには息抜きもしながら長い目で見ていく必要があります。もう難しいなと感じたら積極的に第三者の力を借りて下さい。施設のショートステイなど良いですね。そしていよいよのときは施設に入居する検討を。施設に預けた方の意見は「精神的ストレスが無くなった」これが最も多い意見です。

私の他の記事ではそもそも認知症を防ぐ方法などもお伝えしています。是非参考にしてみて下さい。

一人でも認知症で苦しむ人、介護で大変な思いをする人を減らしたいと思っています。


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この記事を書いた人

傾聴スペシャリストヒロキ(東京都在住 1965年生まれ)

高齢で一人暮らしの親が心配だな~を解決します。
親御様に訪問又はお電話にて傾聴サービスを行います。
活き活きと生活して頂く為のお手伝いをします。

父の介護経験(認知症・糖尿病)から、独居で孤独な高齢者の存在を知りお役に立ちたいと思い高齢者様に対する傾聴サービスを始めました。役所に登録した高齢者様との傾聴ボランティア訪問員も行っています。お話しをお聞きする以外にも私に出来る事であれば対応させて頂きます。お気軽にご相談下さい。

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資格:高齢者傾聴スペシャリスト

高齢者傾聴スペシャリスト│父の介護経験を活かし活動│訪問傾聴サービス│訪問・電話安否確認│介護地獄・介護疲れを救いたい│独居で高齢の親が心配を解決│高齢者の心のケア│生活に張りを│認知症予防・改善指導│認知症・糖尿病情報発信│健康生活習慣情報発信│高齢者傾聴ボランティア認定│高齢者傾聴副業指南│東京都在住

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