親御様が免許をお持ちで車を運転されていて体はお元気なのですが認知症を患ってしまった場合
運転はどうなってしまうのでしょうか。昨今高齢者の運転ミスによる事故がニュースになったりしていますが
自分の親が事故をおこして加害者になってしまったら大変ですよね。
最近少し危ないなと思われたときに運転免許証の返納はどうしたら良いでしょうか?
親が免許証を返納しない理由
ご本人に説得してもなかなかわかったと言ってくれない。「まだ俺は大丈夫だ!」一番多いのはこの理由でしょうか。
御自身で自覚症状がわかっていなければそのようになるでしょう。もう一つは特に郊外にお住まいの方で買い物や病院など
生活インフラに車が必須、という理由ですね。
返納しない理由を汲んであげる
返納していただくためには返納しない理由を理解してあげることが大切です。「俺はまだ大丈夫だ!」に対して「いやもうやめたほうがいい、危ないから」では「そうだな」とはならないでしょう。免許証を持っていると社会と繋がっている感覚もあるようです。免許を返納しても「運転履歴証明書」というものが発行され免許証の代わりになります。こちらを提示すると各自治体で実施されている「割引やサービス」を受けることが出来ます。バスの割引やタクシーの割引や無料券、配送料の割引など様々なサービスが行われています。
本人が抵抗なく返納させる方法
返納しない理由を汲んであげた上で説得をしてやめさせることができれば良いのですがそう簡単にはいかない場合は親しい友人にお願いしたりすでに免許を返納された方(友人なら尚良い)からお話をして頂くかかりつけの主治医からお話をしていただくなどが考えられます。75歳未満の高齢者や、75歳以上の認知症でない人からは強制的に免許は取り上げられません。
しかし認知症の疑いがある75歳以上の高齢者からは免許更新時の「認知症検査」で運転をやめてもらうことができます。
いかのようなチェックリストで当てはまるものがあるようであれば病院で検査をしてもらいましょう。
- 運転をしていると、知っている場所でも道に迷う
- 運転が以前よりも荒くなった
- 急に車線変更するようになった
- 通常よりも目的地に着く時間が多くかかる
- 車に傷をつけることが増えた
- 運転に対する不安を感じる
- 標識を見逃す、右左折禁止でも曲がろうとする
もしもどうにもならない場合の最後方法をお伝えしておきます。少々手荒な手段ですが「物理的に車に乗れなくすること」です。バッテリーを外す、車を修理にだしたと隠してしまうなどです。いづれにしても親御様が大きな事故をおこしてしまうまえに家族間で話し合いをしておいたほうが良いですね。
私の他の記事も是非参考にしてみて下さい。
一人でも認知症で苦しむ人、介護で大変な思いをする人を減らしたいと思っています。
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この記事を書いた人
傾聴スペシャリストヒロキ(東京都在住 1965年生まれ)
高齢で一人暮らしの親が心配だな~を解決します。
親御様に訪問又はお電話にて傾聴サービスを行います。
活き活きと生活して頂く為のお手伝いをします。
父の介護経験(認知症・糖尿病)から、独居で孤独な高齢者の存在を知りお役に立ちたいと思い高齢者様に対する傾聴サービスを始めました。役所に登録した高齢者様との傾聴ボランティア訪問員も行っています。お話しをお聞きする以外にも私に出来る事であれば対応させて頂きます。お気軽にご相談下さい。
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