2025年問題として団塊の世代の方々が続々と75歳以上の後期高齢者となり日本が超高齢化社会になることに附随して起こる問題が注目されています。それに伴い在宅で介護をされる方も増加してきます。ご自分だけでは難しいので介護保険を利用して外部のサービスを利用することになるのですが最近ケアハラスメントいわゆる「ケアハラ」が深刻な問題となっています。
どのようなことでしょうか、詳しく解説していきます。
ケアハラの現状
「ケアハラ」と聞いてどちらを思い描かれていますか？ケアする方がケアされる方に対して？それともケアされる方がケアする方に対して？ここでお話しする内容は後者である、「ケアされる方がケアする方に対するハラスメント」なんです。私は最初にケアハラという言葉を聞いた時、逆だと勘違いしました。介護者が介護される方に虐待をするようなニュースを聞いたことが有ったからです。訪問した看護師や介護士、ヘルパーさんなどがケアする方から受ける様々なハラスメントなのですが、立場が弱い事を良いことに「これもやれ、あれもやれ」とまるで召使いのように命令したり、無理難題を押し付けてきます。
ハラスメントする方にどう接すればよい？
使えている方は無下に断ることも出来ず自体は深刻です。そのような場合どうしたら良いのでしょうか？まずハラスメントを受けている状況を関係者に共有しましょう。ご自身だけでは対処は難しいと思います。そしてケアされる方が何故ハラスメントを行うのか原因について考える必要があります。その原因を関係者で話し合い取り除いて上げることができれば解決できる糸口が見つかるかもしれません。複数の関係者が関わり合い心の壁を取り払って本音を聞き出し解決に導くのです。口数が少ない方でも時間をかけて声掛けを続けます。そのうち本人から話をしはじめてくれたらチャンスです。
まとめ
当然ですがケアされる側の方も私達健常者と変わらず人としての尊厳があります。ハラスメントしてしまう原因は何らかのストレスであることが多いです。私達も職場や家庭で嫌なことがあれば暴言を吐いたりすることもありますよね。誰かに愚痴の一つも聞いてもらいたいものです。そうならないためにどうしたら良いか？それは溜めないことです。普段から傾聴の姿勢で相手の心を開きいつでも不安や悩みを聞いてあげられることが出来ていたらおそらくそのような問題にはならないでしょう。
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この記事を書いた人
傾聴スペシャリストヒロキ（東京都在住 1965年生まれ）
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活き活きと生活して頂く為のお手伝いをします。
父の介護経験（認知症・糖尿病）から、独居で孤独な高齢者の存在を知りお役に立ちたいと思い高齢者様に対する傾聴サービスを始めました。役所に登録した高齢者様との傾聴ボランティア訪問員も行っています。お話しをお聞きする以外にも私に出来る事であれば対応させて頂きます。お気軽にご相談下さい。
資格：高齢者傾聴スペシャリスト
高齢者傾聴スペシャリスト│父の介護経験を活かし活動│訪問傾聴サービス│訪問・電話安否確認│介護地獄・介護疲れを救いたい│独居で高齢の親が心配を解決│高齢者の心のケア│生活に張りを│認知症予防・改善指導│認知症・糖尿病情報発信│健康生活習慣情報発信│高齢者傾聴ボランティア認定│高齢者傾聴副業指南│東京都在住
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