日本では2025年には5人に1人が認知症になると予測されています。団塊の世代の方が75歳にさしかかり超高齢化が進んでいます。認知症は様々な周辺症状によって健常者には考えられない行動をします。その行動によって熱中症リスクも高まるのです。対策もお伝えしますので詳しく見ていきましょう。
親を預けたくなる老人ホーム【LIFULL介護】認知症の方が熱中症になりやすい理由
1,季節がわからない
私の実体験をお話しますが、父は認知症で自宅介護のため週末に実家に行っていました。
お昼前に家に到着すると父は不在でしばらくすると散歩から帰って来るのですが、
「真夏でも長袖のジャンバーを着てリュックを背負って」歩いていました。
当然全身汗だくでした。このように認知症を患うと季節がわからずいつも同じ服装を選んでしまうのです。
2,温度がわからない
季節と同じですが、温度が判断できなくなり服装の調整や、室内の空調を下げるなど通常行っていたことが
出来なくなってくるのです。
3,水分調整が出来ない
季節や暑さも判断できなくなっているので、「積極的に水分補給をしなきゃ」という判断も出来なくなってきます。
第三者がこまめに水分を取ってくださいねと促して返事はするものの実行しないことが多いでしょう。
認知症の方の熱中症対策
自宅介護で同居されている場合と別居している場合とで出来る対策は変わってくると思いますが、
一通りお伝えしておきます。
1,季節の洋服を整理する
私の父のケースのように真夏でもジャンパーを防ぐ為に、物理的に洋服を片付けてしまいましょう。
普段手に取る場所に適切な服を置き、季節外れの洋服は奥の方へしまってしまいましょう。
2,水分補給は自分で管理させない
ご自身で水分を取らなきゃという判断が出来ないので、面倒を見る方が管理する必要があります。
時間や量を決めて飲ませるなどをしましょう。別居している場合は訪問看護やヘルパーさんを上手に
使いお願いしましょう。
3,見守る環境つくり
別居されている場合、見守りが難しいですが、カメラや最新家電を使うことも検討しましょう。
家電では見守りポット(魔法瓶)などがありますが、最新のエアコンは設定温度以上になると
自動で温度を下げてくれる物も出てきています。
4,本人と体調管理に注意
介護保険をうまく使い訪問看護サービスなどを利用して体調管理をしてもらいましょう。
認知症を患うと糖尿病になるリスクも高くなるため普段からの体調管理が大切です。
まとめ
お伝えしたように基本的には本人に季節、暑さ寒さ、喉が乾いたなどの判断が出来なくなってくるのだとご理解下さい。その上で服装や水分補給に仕方などを介護する方がコントロールすることが必要です。別居している場合は、介護サービスなどを利用して体調管理や水分補給をお願いして下さい。
私の他の記事も是非参考にしてみて下さい。
一人でも認知症で苦しむ人、介護で大変な思いをする人を減らしたいと思っています。
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この記事を書いた人
傾聴スペシャリストヒロキ(東京都在住 1965年生まれ)
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活き活きと生活して頂く為のお手伝いをします。
父の介護経験(認知症・糖尿病)から、独居で孤独な高齢者の存在を知りお役に立ちたいと思い高齢者様に対する傾聴サービスを始めました。役所に登録した高齢者様との傾聴ボランティア訪問員も行っています。お話しをお聞きする以外にも私に出来る事であれば対応させて頂きます。お気軽にご相談下さい。
資格:高齢者傾聴スペシャリスト
高齢者傾聴スペシャリスト│父の介護経験を活かし活動│訪問傾聴サービス│訪問・電話安否確認│介護地獄・介護疲れを救いたい│独居で高齢の親が心配を解決│高齢者の心のケア│生活に張りを│認知症予防・改善指導│認知症・糖尿病情報発信│健康生活習慣情報発信│高齢者傾聴ボランティア認定│高齢者傾聴副業指南│東京都在住
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