介護施設に入れるタイミングあなたならどうしますか?

高齢の親御さんを持たれている方でいづれ考えなければならないかもしれない問題として介護施設に入れるかどうか、いつから入れるべきかという問題があります。お元気で自立して過ごされている分には問題ないのですが怪我や病気などでお体に変化があったときには考えなければいけない場面が出てくるかもしれません。こちらの記事では施設に入れるタイミングについて私の経験も交えてお話しします。

親を預けたくなる老人ホーム【LIFULL介護】

老人介護施設の種類

私も母が亡くなり父一人となって暫くは自宅介護をしていたのですが、介護施設に関する知識は全く有りませんでした。当時はまだネットでの情報も少なく調べられなかったので、私が取った行動は「ケアマネージャーさんに相談する」というものでした。父の状態をよく知る第三者に意見を聞きアドバイスを受けるのが良いかなと思ったからです。最近では介護施設のCMなどでも見るようになったので認識はされているかもしれませんが、詳しいことはわからない方がほとんどですよね。「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「ケアハウス」「グループホーム」これらの施設は一部ですが、それぞれの違いもわからないと思います。それでは解説していきます。施設の種類ですが大きく分けると「公的施設」と「民間施設」の2つに別れます。公的では「特養」と言われる「特別養護老人ホーム」があります。民間では「介護付き有料老人ホーム」などです。また、それぞれ自立しているかしていないかつまり自分のことは自分で出来るか、認知症を患っているかどうか、その重度はどの程度か、要支援、要介護のレベルはいくつか、最後に看取ってもらえる施設か。など様々な基準があります。そしてもう一つ大事なことはそれぞれにかかる「費用」ですよね。さらに「公的」の方は費用が安くても「空いていない」問題があります。やむを得ず公的のほうの空き待ちの間は民間の、というケースも出てくるかもしれません。

入居前の介護者の苦労は?

施設を検討し入居させる前の皆さんのご苦労とはどのようなものでしょうか?私の経験談では食事とお金の管理でした。父は料理が出来ず唯一出来る料理といえばうどん作りくらい。うどん作りといっても何も具がないうどんをめんつゆで茹でるだけです。ですので宅配の介護食を注文していました。冷凍なのですが、宅配で父が受け取っても冷凍庫に入れるということが出来なかったので、週末私が行った時に合わせて配送してもらうことにしていました。あとは毎日ヘルパーさんに頼んで1日分の食事を冷凍庫から出してもらっていました。介護者のご苦労はなんといっても精神的な苦痛です。漠然と将来への負担を抱えたまま毎日神経をすり減らしご自分の体調も崩されてしまう。そのようなことにならないように「もう自宅介護は難しいな」と感じたら他者に助けを求めることを検討して下さい。

皆さんいつから施設に入れられたのでしょうか?

ある調査によると、皆さんが親を施設に入れたタイミングでは、⼊居時の介護度は要⽀援1〜要介護 2 までが半数以上、約 8 割が認知症ありだったそうです。やはり他者の支援が必要となることまた認知症を患ってしまうことが大きなきっかけとなっています。年齢的には80代が全体の47%、70代と90代がそれぞれ20%強といった数字です。ですので80代以上が最も多いということになります。私の父が入居したのは70代後半でした。特養が空いておらず民間の介護付き老人ホームでした。費用などの問題はありますが今は低所得者向けの施設もあります。ケアマネージャーさんなどがおられない場合は役所に相談、地域包括支援センターに相談してみて下さい。

まとめ

ご自宅で介護をされていて、認知症と診断された、自立した生活が出来なくなった、そして介護するかたご自身にも限界が来た、そのような場合は他者を頼る検討をして下さい。すでに介護保険を適用しておられる場合はケアマネージャーさんに、そうでない場合は役所、地域包括支援センターに相談してみて下さい。要支援や要介護度を調べて頂いたりケアマネージャーさんを紹介してくれたりします。できるだけ長くお元気で自立舌生活を送っていただくのが一番です。 認知症に患わないように出来る習慣があります。私の他の記事も是非参考にしてみて下さい。

一人でも認知症で苦しむ人、介護で大変な思いをする人を減らしたいと思っています。


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この記事を書いた人

傾聴スペシャリストヒロキ(東京都在住 1965年生まれ)

高齢で一人暮らしの親が心配だな~を解決します。
親御様に訪問又はお電話にて傾聴サービスを行います。
活き活きと生活して頂く為のお手伝いをします。

父の介護経験(認知症・糖尿病)から、独居で孤独な高齢者の存在を知りお役に立ちたいと思い高齢者様に対する傾聴サービスを始めました。役所に登録した高齢者様との傾聴ボランティア訪問員も行っています。お話しをお聞きする以外にも私に出来る事であれば対応させて頂きます。お気軽にご相談下さい。

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資格:高齢者傾聴スペシャリスト

高齢者傾聴スペシャリスト│父の介護経験を活かし活動│訪問傾聴サービス│訪問・電話安否確認│介護地獄・介護疲れを救いたい│独居で高齢の親が心配を解決│高齢者の心のケア│生活に張りを│認知症予防・改善指導│認知症・糖尿病情報発信│健康生活習慣情報発信│高齢者傾聴ボランティア認定│高齢者傾聴副業指南│東京都在住

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