ご事情があって親御様と離れて暮らされているお子様は多くいらっしゃると思います。親御様の年齢が50代〜60代でしたらまだまだ問題は無いかもしれませんが、70歳を過ぎる頃になると色々と問題が出てきます。特に心配なのは認知症です。2025年には4〜5人の方が75歳以上の高齢者になりそれに伴い認知症を患うかたも増加します。親御様がまだ認知症を患らっていないで60代でしたら今から出来ることがあります。認知症を患ってからの介護は本当に大変です。「介護地獄」とも表現されているのでそうならないためにもこれからお話することを実践して頂き、認知症予防に役立てて頂ければと思います。
親を預けたくなる老人ホーム【LIFULL介護】
認知症を患う原因00
そもそも何故認知症になってしまうのか？ここが理解出来ていなければ対策の打ちようがありません。年齢的に仕方がない、遺伝だからどうしようも出来ない、と思われているのであれば考え方を改めて頂きたいです。勿論原因を理解して対策を取れば100％予防出来るかと言われればそうでは無いかもしれません。でも最新の研究でわかってきていることがあります。それを信じて今から対策をするか否かは皆さんの判断次第です。最近の研究では脳に悪さをする物質としてアミロイドβが要因だと言う事がわかっています。アミロイドβはもともと脳を守る為に必要な物資として作られるものですが、悪い習慣によって作られすぎたアミロイドβは逆に脳を攻撃してしまうことになってしまうのです。ではなぜ作られすぎてしまうのか？これが今回お話したい内容です。
食生活の改善
まず一番大事なのは食成生活の見直しでしょう。誰もがご存知の通り私達の体は私達が食べているものから作られています。数ある病気の中で食べて良いもの悪いものがありますが、認知症予防にも積極的に食べるべきものと食べてはいけないものがあります。特に食べてはいけない食材に「小麦粉」が挙げられます。小麦粉に含まれる成分である「グルテン」が悪さをするからです。医学的な細かい説明はしませんがグルテンが胃に穴を開けそこからウイルスや菌などが体内に侵入し最終的に脳に達するというものです。それを攻撃しようとアミロイドβが戦うのですが病原菌の威力が強力だったり絶え間なく病原菌が押し寄せて来ることでアミロイドβが際限なく増え続けその毒性で外敵である病原体もろとも正常な脳細胞まで殺してしまいます。それが長い時間をかけ、認知症を引き起こすのです。ですから体内にウイルスや菌を入れないためにも小麦粉の摂取は控えるべきなのです。小麦粉といえばパン、うどん、パスタなど身近な主食なので取らないということは難しいかもしれません。せめて「毎朝パン」はやめる、「昼食はいつもうどんで済ませる」などという習慣がある場合は是正する必要があります。
菌を体内に入れない
食生活の見直しで説明したとおり認知症を予防するには菌を体内に入れないことが重要だとお伝えしました。そのことからも重要なポイントとして「歯の手入れ」は大切です。「歯周病菌」は聞いたことがありますね。認知症を患う人の多くは歯がない、入れ歯である、虫歯が多い方が多いそうです。それは歯周病菌を始めとした菌が体内に入ることも要因と考えられます。また、生活環境が不衛生で浴室や洗面所、キッチンやリギングなどのサッシ周りに「カビ」が繁殖しているケースです。カビが繁殖している環境では無意識のうちに菌を吸い込んで体内に入れている事になります。歯の手入れをする、生活環境を清潔な状態に保つ、ということも大切だと言うことをご理解下さい。
適性な睡眠時間
菌を体内に入れないことが大切だとお伝えしましたが、そうはいっても完全に入れないのは難しいと思います。そこで次に大事なポイントは「睡眠時間」です。睡眠時間がなぜ認知症と関係があるかと言うことですが、先に説明した作られすぎたアミロイドβは「睡眠中に掃除される」という事です。睡眠時間が短いと掃除する時間が少ないため溜まってしまうことは容易にわかりますよね。適切な睡眠時間は7〜8時間だそうで長すぎると逆効果になるようですのでご注意を。
まとめ
一人暮らしでいると誰も監視してくれる人が居ないので自由になりがちです。また長きに渡って培われた生活習慣を変えることは並大抵なことではないでしょう。食生活を見直して菌を体内に入れない、睡眠を十分取ってゴミを掃除する。これらのことが早いうちから実践できていれば認知症発症のリスクは抑えられる可能性が高くなります。親御さんにお勧めすることは勿論、ご自身も若いうちから意識されたほうが良いと思います。私の他の記事も是非参考にしてみて下さい。
一人でも認知症で苦しむ人、介護で大変な思いをする人を減らしたいと思っています。
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この記事を書いた人
傾聴スペシャリストヒロキ（東京都在住 1965年生まれ）
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活き活きと生活して頂く為のお手伝いをします。
父の介護経験（認知症・糖尿病）から、独居で孤独な高齢者の存在を知りお役に立ちたいと思い高齢者様に対する傾聴サービスを始めました。役所に登録した高齢者様との傾聴ボランティア訪問員も行っています。お話しをお聞きする以外にも私に出来る事であれば対応させて頂きます。お気軽にご相談下さい。
資格：高齢者傾聴スペシャリスト
高齢者傾聴スペシャリスト│父の介護経験を活かし活動│訪問傾聴サービス│訪問・電話安否確認│介護地獄・介護疲れを救いたい│独居で高齢の親が心配を解決│高齢者の心のケア│生活に張りを│認知症予防・改善指導│認知症・糖尿病情報発信│健康生活習慣情報発信│高齢者傾聴ボランティア認定│高齢者傾聴副業指南│東京都在住
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